【IoT】インダストリー4.0とはいったいなに?新たなる産業革命・インダストリー4.0を徹底解説

今日のIoT業界を調べていれば「インダストリー4.0」という言葉を目にしたことはありませんか?

 
インダストリー4.0ってなんだ…?
4.0ってあるくらいだし、何かの4つ目?

人によって違えど疑問はたくさんあると思います。

単刀直入に言うと、インダストリー4.0は「第4の産業革命」という意味合いを持ちます。

 
皆さん、イギリスで起こった産業革命といえば何かご存知ですか?

18世記イギリスでは、蒸気機関の登場により第1次産業革命が起こり、今となっては「第4次産業革命」登場し始めています

その名の通り、「産業界」に「革命」をもたらす技術の登場を産業革命というわけですが、

  • 第1次産業革命 蒸気機関の登場
  • 第2次産業革命 電気機関とベルトコンベアによる大量生産
  • 第3次産業革命 コンピューター・ロボットによる自動化

という3つの産業革命を経て、今新たにIoT技術を用いた4つ目の産業革命が起ころうとしているのです。

この記事を読めばインダストリー4.0についてしっかりと理解できます。

それでは、インダストリー4.0について徹底解説していきます。

インダストリー4.0はドイツ連邦政府が掲げたプロジェクト

先程冒頭で、

インダストリー4.0とは「第4の産業革命」である

と申し上げたのですが、少し語弊があります。

インダストリー4.0は、ドイツ連邦政府が掲げたプロジェクトの名称なのです。

ドイツ連邦政府は、州政府や産業界、学会を巻き込んで工業生産立国として社会構造の変革に官民一体で取り組んでいるのです。

したがって、「第4次産業革命」と呼ぶにはまだ少し早く、正しい名称ではないことを覚えておいてください。

インダストリー4.0により新たに変化すること

インダストリー4.0では、いったいどんなことが変化するのでしょう?

そのうちの一つに、スマートファクトリー(考える工場)の実現が挙げられます。

スマートファクトリーでは、

顧客に対して、顧客にニーズにぴったりな、より良い品質でより安い商品を提供する

ことを目的にしています。

2020年では、どのような様子で商品が生産されていて、どのような様子で顧客に提供されるでしょう?

  • 大多数の顧客のニーズに合わせたあらかじめ用意してある商品を安く大量生産
  • 安く大量生産された商品の中から顧客のニーズにより近いものを選ぶ

今まではこのようにして顧客に商品が提供されてきました。

しかしこれでは、

  • 顧客が本当に求めている商品に出会えるかわからない
  • そのため、売れ残ってしまい企業側も損をすることがある

というように従来の生産方法では顧客も企業もマイナスな価値を生んでしまうという問題が発生してしまいがちなのです。

そこで登場するのがスマートファクトリーです。

では、具体的にスマートファクトリーではどんな生産方法でこの問題を解決していくのでしょうか?

スマートファクトリーとマスカスマイゼーション

先ほど解説したスマートファクトリーの中にマスカスマイゼーションという商品の生産方法があります。

マスカスタマイゼーション英語: mass customization)とは、マーケティング製造業コールセンター経営戦略論における用語で、コンピュータを利用した柔軟な製造システムで特注品を製造することを指す。低コストの大量生産プロセスと柔軟なパーソナライゼーションを組み合わせたシステムである。

マスカスタマイゼーションは、製造業とサービス業における新たなビジネス競争の舞台である。コストを増大させずに多様なカスタマイズを可能にしている。最低でも、個別にカスタマイズされた製品やサービスを大量生産するが、うまくいけば戦略的優位と経済的価値をもたらす。

ja.m.wikipedia.org より引用

この、「最低でも、個別にカスタマイズされた製品やサービスを大量生産する」という部分に注目してください。

マスカスマイゼーションの一つに、先ほど提示した問題を解決するような生産方法があり、

毎回顧客が求める商品をオーダーして生産する

という方法があります。

(以下よりこれをマスカスマイゼーションと呼びます)

このマスカスマイゼーションでは、

  • カスタマイズした商品をラインで量産するにはどうすればよいか
  • 24時間365日、注文を仕分けして素早く生産するにはどうすればよいか
  • 部品の欠陥をなくし常に適正在庫を維持するにはどうしたらよいか

という3つの課題の解決を目標としています。

ですが、2020年のような技術では容易に行えるような内容ではありません。

なので、それをIoT・ICT技術で変えることができないのか?ということです。

マスカスマイゼーションの例

マスカスマイゼーション一つとして、

毎回顧客が求めるも商品をオーダーして生産する

とありましたが、実際皆さんぱっとイメージできないのではないかと思います。

なので、今からマスカスマイゼーションの例を紹介します。

スマートフォン

スマートフォン iPhone Apple

皆さんはどのスマートフォンを使っていますか?

  • iPhone?
  • Android?
  • 方向性を変えてガラケー?
  • スマートフォンを持っていない?

いろんな境遇の方がいると思われるのですが、特にスマートフォンユーザーの方に共感していただきたいことがあります。

毎回新しいスマートフォンが発表されるけど、自分に完璧にぴったりなスマートフォンってなくないですか???

世の中にはいろんな考え方の人がいます。

  • 安さ重視の人
  • バッテリー持ち重視の人
  • カメラ機能重視の人
  • いろんな機能を取り入れた高機能性重視の人

人によって好みが違うので、それをマスカスマイゼーションによって変えれないかというのです。

もし、マスカスマイゼーションが普及してスマートフォンを毎回オーダーできるようになったら…

手順1

企業が発表したカスタマイズできる機能の中から搭載したい機能を選ぶ。

そして、オーダーする。

手順2

オーダーを受け付けた企業側がIoT・ICT技術を駆使してオーダーに合わせたカスタマイズスマートフォンを作る。

手順3

顧客の元へ、オーダー・カスタマイズしたスマートフォンが届く。

日本のインダストリー4.0

技術 5G 通信 都市

日本版のインダストリー4.0として「Society 5.0」というものがあります。

日本政府が2016年1月に閣議決定した、「第5期科学技術基本計画」ものがあります。

世界に先駆けた「超スマート社会」の実現の方針を「Society 5.0」という言葉で打ち出したものがこのSociety 5.0についての概要となります。

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