2020年6月現在。世界中を震撼させているCOVID-19。通称新型コロナウイルス。
世界中の人々がコロナウイルスの感染を防ごうと頑張っています。
また、一般人でも手洗いうがいを徹底する、マスクをつける、ソーシャルディスタンスを守るなど詳しい知識や賢い能力を持たずとも感染対策をすることができる。
マスクはつける。手洗いはきちんと行う。
ならば、ソーシャルディスタンスはどうだろうか?
ソーシャルディスタンスというのは自分一人の問題ではなく、他人こ協力もあって成り立つものです。
よってソーシャルディスタンスが守られない、守れない公共交通機関のような場所では常に自分がどのような状況かを把握する必要性がある。
では、一旦下のツイートを見てください。
NEC、映像解析技術を応用してソーシャルディスタンシングをリアルタイムに可視化する技術を開発 – https://t.co/GSlgRhzcUM #IoT #IoTNEWS pic.twitter.com/GAKTDDTxtE
— IoT News (@iotnews2015) June 11, 2020
ソーシャルディスタンシングをリアルタイムに可視化する技術を開発。と書いてあります。
今、自分が置かれている場所のソーシャルディスタンスをスマホでも確認できるようになります。
今回はこれについて僕の思うことを公開したいと思います。
実際に使用したら
では、実際にこの技術が使用されるようになったらどうなるか考えます。
技術が開発されてから実際に使用されるまでは長いですからね。
実際に使用されたらまず、ソーシャルディスタンスが守られているか確認するためにスマホを確認する人が増えますよね。
そうすると必然的に歩きスマホが増えるのではないでしょうか?
まあ、コロナウイルス対策のせいで他人とぶつかって危ない…なんてことは無い方がいいですからね。
対策としてですが、マナーモードにしてポケットなどに入れてバイブスで密になっていることをお知らせしてくれるような機能があったらいいなと思います。
他にも、スマホを持っていない人の対策という問題点が出てきてしまいそうです。
スマホを持っている人なら何ら問題ありませんが、そうで無い人は自分の状況を確認する術がありません。そういう場合の対策等も一緒に考えていく必要がありそうです。
まだ、ガラケーを使っている人も大勢いらっしゃいますし、スマホを第一に考えるのはいいですが、もったいない人のことも配慮しなければならないのでは?と思いますね。
最後に、実際に使用している施設の内部でこれを使って実際に使用する人がいるのか?という疑問です。
完全にあくまでもの話をしていますが、この技術を導入してわざわざソーシャルディスタンスを確認できるようにスマホを設定してきちんと施設等を利用する人が使用するでしょうか?
【接触確認アプリ 来週にも開始】https://t.co/vu6shyBKKf
厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向けアプリの提供を来週中にも始める。利用者同士が1m以内の至近距離に15分以上いると、互いの端末にデータが残る。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 12, 2020
これはYahoo!ニュースさんのツイートなのですが、返信欄を見てみたところ、
「誰もインストールしなさそう」
「意味なさそう」
という声がちらほら上がっています。
有名な言葉に、「馬を水辺まで連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」というのがあります。
人も同じようにこの技術を使うことができる環境を作っても使うか使わないかは本人次第なのです。
そこに僕はどう対策するのかが疑問です。
応用について
僕なりにこの技術を応用した何かを作ってみたいなと感じたので思いついたものをいくつか紹介します。
かなりぶっ飛んでいるものもあるのでそこは温かい目で見守ってください。
床にソーシャルディスタンスマーク
まずはこの技術と同じようにカメラから映像を撮り解析してどこが密になっているかを確かめます。
その確かめた情報を更に分析して今度は密になっている箇所が、現実世界の場合どの位置なのかを確かめます。
すると床に光りで赤い円を現し、密になっていますよ、と教えてくれる。というものです。
まあ、実現できるかもわかりませんしほぼ100%無理でしょう。ですが、個人的にアイデアとしては悪くないと思っています。
一目でどこがみ密かわかるのは先ほどのスマホでも確認するものよりも手早くて便利です。いちいちスマホを見る必要がないので歩きスマホによる事故も減りそうな気がします。
小型化よる設置可能場所の増加
小型のカメラ、分析システムを導入し、それを狭い範囲でのみ使用できるようにする。
使用目的としては、公共交通機関ですね。
基本、電車やバスは範囲がそこまで広くないので電車なら1両につき一つ、バスなら一台につき一つみたいな感じで使用するのは結構ありだと思います。
まとめ
・この技術を使用するならば問題点がある。
・個人的に、応用の価値あり。
・この技術が使用されるかは怪しい。
こんな感じです。
技術としては素晴らしいですが、そんなに問題点、改善すべき点はまだまだありそうです。
今後の状況に期待です。